2011-04-17-ヴァリャドリッド、メディナ・デル・カンポ
旅行日記 2011-04-17 ヴァリャドリッド、メディナ・デル・カンポ
9時起床。
トルデシリャスに行かないとなったら、時間は余裕です。
つーか、多分、ありえないムリをしたら、行けないことはないです。昔の私だったら、してたでしょう。
でも、もういいの。そんなパワーないわ。年とったよ。
ゆっくり行きます。
メディナ・デル・カンポへの電車は11時25分発なので、時間つぶしに更新。

駅構内にあるチケット販売機。
窓口で買う方が簡単で確実だと思ってましたが、今回使ってみました。
使い方がわかると、とても便利です。簡単。英語表記もしてくれるし。
それになぜか、窓口には並んでいることが多いのに、販売機には誰もいません。
ただ、パンプローナ駅には、この半分くらいの大きさのものが置いてあって、それは英語は出ず、発券の仕方もよくわからず、別物?のように思えました。
出てくる画面がぜんぜん違ったし。
電車、きれいで快適だけど、昨日のメディナ・デル・カンポ行きは25分遅れて来ました。
そして、土日は本数が少なく不便です。
昨日も18時半くらいには帰りたかったのに、20時47分まで電車がありませんでした。その前は16時台。
マドリードやバルセロナは違うんだろうけど。

パンプローナで泊まったホテルの朝食。
ビュッフェタイプで、自分で取り分けます。巨体のおじさんなどは、食パン4枚に目玉焼き2枚、食べてました。
これは最高にいい時のご飯です。ひどい時はパン3つとコーヒーのみ、ってのがありました。

パンプローナ駅の中にあるカフェ。
この時も電車の待ち時間が2時間ほどあったので、カフェでぼーっとしてました。
カフェ・コン・レチェ。美味しいけどそろそろブラックが恋しくなってきました。
(ミルクなしのものをオーダーすると、苦~くって飲みにくかったです。)
ある程度の大きさの駅なら、どこにもこういうカフェがあるみたいです。
でも昨日のメディナ・デル・カンポのカフェは閉まってました。ちっ。

スペインだけじゃなくて、ヨーロッパ中でよく見るチョコレートのお菓子。
これ、すーごい美味しいです。
見かけたら、食べてみてください!!
メディナ・デル・カンポから戻って参りました。
15時10分。
私もシエスタを見習ってホテルで休憩中です。もう少し日が落ちたらヴァアリャドリッド観光へ出かけます。
メディナ・デル・カンポの広場に、昨日は見かけなかった市が立っていました。日曜だからか!
いちごを買ったら、両手にいっぱいで1,33ユーロ。150円くらい?安!!しかもでっかくて赤い!
写真はもうすでに5個くらい食べた後のです。
モタ城へもう1度行って、中庭で食べました。チェーザレもこういういちごを食べてたかな~とか思いながら。
ロマンチック?でもないか。

トルデシリャスを犠牲にして、わざわざ買いに行ったお土産はコレです。
右がペーパーウェイトで左がミラーです。左のは同じデザインでマグネットになっているものもありました。
・・・だってモタ城だよ!?
こういうちゃんと「お土産」になってるチェーザレ関連グッズ、なかなかないよ!!
それぞれ2個ずつ買いました。
私の友人&知り合いの皆様、自分にこのお土産が割り当てられることを思って、げんなりしてください。
ヴァリャドリッド。
カスティーリャ王国のイサベルとアラゴン王国のフェルナンドが、結婚式を挙げたのはここだそうです。
コロンブスが亡くなった地でもあります。
チェーザレとは全然関係ないけど・・・、地図を見ていたら「Palacio de los Condes Benavente」という文字が!!
モタ城からの脱出を手引きしたというのが、ベナヴェンテ伯ですよ!!
この人ん家じゃないの!!??
ベナヴェンテ伯邸

勇んで行ってみたら、建築は1515年と書いてありました。
くー。惜しい。
でも、本人もしくはその息子の建てたものじゃないのかしら?調べてみないとわからないけど。
そんで、この辺に新邸建ててるんだから、旧邸もこの辺にあって、チェーも立ち寄ったんじゃないのかしら?
方向も合ってるし!

ちなみにこれはモタ城から続く道。
チェーザレはこの方向へと馬を駆ったはずです。上にヴァリャドリッドとは関係ないって書いたけど、逃亡時に立ち寄ってはいます!
コロンブス記念碑

駅の前にある広場にでで~んと建つ記念碑。
コロンブスのアメリカ大陸発見を称えるもののようです。
カテドラル

イサベルとフェルナンドの結婚式が行われたところではないみたい。
博物館が併設されていますが、日曜の午後はクローズ。
つーかここだけでなく、いろいろ閉まってます。
とほほ・・・。
セルバンテス邸
「ドン・キホーテ」の著者セルバンテスん家。
小ぎれいで素敵なおうちです。
お土産も買えたし、2回もモタ城に行けたし、満足です。
トルデシリャスのことは考えません。
明日はマドリードを経由して、ヴァレンシアへ移動します!!
WEB拍手レス
- chu さま
そろそろ猫不足ですよ・・・。
ふかふかもへもへしたものを触りたいです。
ふが~~~
- ayami さま
いつもコメントをありがとうございます。元気が出ます。
写真が上手なんじゃなくて、カメラが優秀なのだと思います。
フジフィルムのFinePixです。
これは暗いところでフラッシュを焚かずに綺麗に撮れるので良いです。教会内部などに最適!!
イサベルとフェルナンドの結婚式が行われたところが気になったので、フロントの人に聞いてみました。
すると教会ではなく「Palacio de los Vivero」というところだって。ホテルから徒歩20分くらい。
今、20時。21時すぎくらいまで明るいし、行ってみる!!

これが後のカトリック両王、イサベルとフェルナンドの結婚式が行われたところです。
意外と地味な建物です。
中には入れなかったけれど、見られてよかった!

途中に素敵なピクルス屋を発見!!
周囲の壁にあるのはお菓子(色鮮やかな不味そうな駄菓子系)ですが、手前はピクルスです。
どちらも量り売りのよう。
お菓子とピクルスって・・・。変わってる!
ピクルスには、大きなオリーブがタコやエビと一緒に串に刺してあるお惣菜的なものも。
こういうの大好きです。嬉しい!!
3本買って、食べながら帰りました。まいう~。
ホテルの前に戻ると。
何これ!?
すごい人だかり!!??
セマナ・サンタ(聖週間)
ヴァリャドリッドだけでなく、メディナ・デル・カンポもなんだか人が多いな~という気はしていましたが、どうも今日から「セマナ・サンタ(聖週間)」のようです。
詳しくは知らないんですが、キリスト教のお祭りです。復活祭の1週間前に行われるそうで、もう終わったと思っていたら、今からだったんだ!!
ちょうど21時から始まる行列に、ぴったりの時間にぴったりの場所に戻ってきたみたいです。
ついてる!
後ろから顔出してのぞいてたら、親切なおじさんが前をゆずってくれました。ありがとう!!
まず馬に乗った人々が通り、次に赤い頭巾の人々が列 をなして行きます。
赤頭巾の人々には、子どもたちも。
そして楽隊が通り、再び頭巾の人々。

それにしても、どうしてこんな不気味なかっこうをするんでしょうか?
どう見てもKKKじゃないですか。怖いよ。
でも厳粛なるものなんですよね?
この人なんか完全にこっち見てますね。怖!
目の部分、くりぬいてある穴の大きさが人それぞれ違っていて、そこが「スペイン人だな~」と思いました。
手に持っているのはろうそくです。
通りに燃えた蝋のにおいがたちこめています。
楽隊の奏でる音楽は、ややもの悲しい、ゆったりとした曲です。

そして、キリスト像を御輿のようにかついだ人々が。
写真、後ろの木が邪魔して見にくいですが、キリスト像が乗せられています。
この後ろに再び頭巾の人々が続き、楽隊が続き、行列は終了。全て通り過ぎるのに1時間くらいでした。
この一団が街を練り歩くようです。
は~。
おもしろいものを見ました。
ホテルの人に聞くと、今日が初日で、今週1週間この祭りは続くそうです。
21日の聖木曜日と22日の聖金曜日が最も重要な日だと言っていました。
お祭り・・・見られて良かったけど、今から行くヴァレンシア、スムーズに事が進められるかちょっと心配。
なんかいろいろ閉まってたりするんじゃないの~~?やめて!!
はっ!22日のヴァレンシアからバルセロナへの電車!まだとってないや!!大丈夫か??
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