2011-04-13-ヴィアナ、コレッラ、ボルハ
旅行日記 2011-04-13 ヴィアナ、コレッラ、ボルハ

昨日の夜思ったけど。
私はイタリアのボルジア所縁の地にもいろいろと行ったけれど、ヴィアナに来て初めて、
チェーザレ・ボルジアその人のみを記念したものに出会ったかも。
ローマの「ボルジアの間」だって、チェーザレ所縁と言うよりはパパ所縁だし、ロマーニャ地方にも、チェーザレに関連する場所や建物はあっても、「チェーザレの城です!」「チェーザレの記念碑です!」っていうようなものはないし。
(ロッカ・ラヴァルディーノだって、紋章は残っていても、どっちかっつーとカテリーナ・スフォルツァの城って感じですもん。)
チェーザレの像があって、チェーザレに関連づけた遠足コースがあって、チェーザレの名を冠したお土産まである街はここが初!!
ヴィアナ・・・素敵なところです。他には何もないけど。
つづきはまた後で書きます!
ホテルで朝ごはんを食べた後、再びヴィアナの観光案内所へ。
昨日、バランカ・サラダまでの行き方をすごく丁寧に教えてくれたおばさんに、「ちゃんと到達できました!」と報告したかったので。
ついでに、
「チェーザレ・ボルジアに関するパンフレットか何かない?」
って聞くと、すごく素敵な冊子をくれました!
無料のものと7ユーロのものと2冊あったんだけど、無料の方が写真がカラーで良いです。ま、どっちもスペイン語なんで読めませんが。
「どうしてチェーザレ・ボルジアが好きなのか?」
と聞かれました。
すごーく答えに困ってドギマギしたけど、おばさんに惣領版「チェーザレ」のことを教えてあげたくて、
「チェーザレを描いたとても良いマンガが、日本にあるのです。」
と答えました。
するとおばさんが、パソコンのキーボードとマウスを私に手向けて、
「今ヴィアナ市はチェーザレ・ボルジアを紹介するウェブサイトを作っている。
そこにはたくさんの情報を載せたいと思っているので、ぜひそのマンガを教えて欲しい。」
だって。
おお~!もちろん!!喜んで!!
「CESARE MANGA JAPAN」で検索し、「チェーザレ」の画像と英語版のウィキペディアのページを出してみました。
おばさんは、興味津々な様子で見入ってました!
イタリア語版に続き、スペイン語版「チェーザレ」が出版される日も遠くないかも!!
そうなったら、私は貢献者として、講談社に表彰してもらいたいと思います!!
さて、ヴィアナを出発して、今日はドライヴです。
ボルハに行く予定ですが、途中コレッラという街にも寄ってみることにしました。
コレッラ・・・きっとミゲルの一族の出身地だよね!?
コレッラ
ヴィアナからAP68 E804を下って約1時間。コレッラに到着。
ここの観光案内所のおばさんも親切で感じが良かったです。
彼女の薦める見どころをぐるりと廻って約30分。小さな街です。ヴィアナと同じくらい?
なぜか果物や生鮮を売る小さな商店の多いところでした。
ま、もちろんミゲル所縁のものはありません。ただ名前だけ。
ボルハ

コレッラからさらに南下して約1時間弱。ボルハに到着。
なんだか新しい街でした。ヴィアナやコレッラよりもやや都会。映画館とかあったし。
シエスタの時間になってしまって、観光案内所も教会もみーんな閉まっていました。
シエスタ・・・やめようよ、この習慣・・・。
でもまあ、ここは街を観られればそれでいいので。強くは言うまい。
丘の上にある崩れて岩の塊だけになってる城塞跡まで登ってみました。
帰り、人が全然歩いていないので、後ろから来る男の人がちょっと怖かったです。
何ごともなく大丈夫だったけど。
くだらないけど・・・
眼鏡屋コレッラと眼鏡屋ボルハ。

さあ、ユーターンして、パンプローナへ向かいます。今日の宿泊地です。
サーヴィスエリアで休憩とったりしつつ、2時間ちょっとかかりました。途中迷って、行ったり来たりもしたから・・・。(パンプローナは思ったよりも都会で、道が複雑でした。)長かった~~。
昨日今日合わせて500キロ以上もの距離を移動しました。
私は助手席で歌ってただけだけど、運転手を務めてくれたツレは相当疲れたと思います。道も何もわからないところだし・・・。
ありがとうございました!!超!感謝です。
そのツレは明日飛行機でバルセロナに向かい、帰国です。
明日から一人旅。淋しいけどがんばるよ。
- スペインの飲み物
スペインのカフェオレ「カフェ・コン・レチェ」。
ミルクたっぷりで「コーヒー牛乳」って感じ。
ツレはそういうコーヒーが好きなので喜んでいました。私も好き。
赤ワインを炭酸で割った「ティント・デ・ヴェラーノ」。
飲みやす~い!
私はアルコールに弱いので、大体炭酸水ばかり飲んでいますが、これは美味しくいただけました。
オレンジジュース「スーモ・デ・ナランハ」。
レストランやホテルのものは生絞りでした。果肉が混じっていてウマ~い。
ビールの銘柄に「San Miguel」ってのが。
思わず注文したくなりますよね!
ツレいわく、軽くて日本のビールに近い味だそうです。
WEB拍手レス
- ピピ101 さま
私もチェーザレ戦死の地に行けて、感無量でした。
あまりに淋しくて荒れていたから、せつなかったけど、でも、何もないからこそ、彼の最後に見た景色を想像しやすいかもしれないですね。
ユダヤ人の強制収容所のあったところなんかに、弔意を表すものとして?訪れた人々が石を積み重ねているのを見たことがあるので、私も墓標の前に5つほど石を置いてみました。
そうしたら、次の人も積んでいってくれて、少しは悼まれている雰囲気が出るかなと思って。
意味・・・ないかな?
- ayami さま
ボンネットから煙が出た理由、サイドブレーキをひいたまま走らせたから、ではないみたいです。
そこは確認したって言ってました。
何ででしょう??
かなりの勢いでマンガみたいにもくもくしてて、イヤ~な臭いが立ち込めてました。
びびったよ!!
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