2009-06-08-フィレンツェ、ローマ
旅行日記 2009-6-08 フィレンツェ、ローマ
6月8日です。
4日からの4日間、日記が更新できませんでした。
フィレンツェのホテルが、ネット設備がダイヤルアップしかなくて、つなぐことができなかったのです!
すみません。
日記は日々書いていたので、順次、載せていきます!
ローマに移動です。
が、電車の時間は11時33分。
余裕ありあり。
ドゥオーモ、見ただけで、入ってないじゃん。
行ってこよう!
途中、メディチ家礼拝堂へ。
- メディチ家礼拝堂
ミケランジェロの手がけた、新聖具室が有名だそうです。
でも私には、ミケランジェロの手になる作品も、あまり有名でない人の彫刻も、違いがわかりません。
全部きれいじゃん。
- ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)
10時開館(開館ておかしい?開場じゃないし・・・開堂?なんていうの?)で、5分前に行ったら、もう行列が聖堂のわきにまで、できていました。
すごいな。
でも、みんなここには入りたいよね。
クーポラと地下遺跡は、有料ですが、聖堂のみは無料なので、開いたらさくさく進みました。
よかった。
内部は・・・意外とシンプル。
この聖堂に対抗して建てたという、シエナの大聖堂が、けばけばだったので、それに類するような派手な聖堂だと、思ってました。
こっちのが、いいんじゃ・・・?
シエナ人よ・・・(哀)。
駅とホテルの間にあって、毎日見てたのに、裏側しか見てなかった、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ。
中庭に入れて、
あらーきれいねー、と気持ちよく歩いていたら、そこがチケット売り場へ続いていたので、Uターンしました。
さ!チェックアウトして、ローマだ。
・・・日本に何度かかけた、国際電話代が・・・80ユーロもした・・・。
宿泊代1日分より高いぞ!(ここは1泊60ユーロでした)
向かいの席のおばさんの態度にむかつきつつ、ローマ到着。
なんかされた、言われたわけじゃないけど、目つきが・・・感じ悪かったの!
被害妄想?
でっかいパソコン出して、かつかつやってて、電話ばっかしまくるなー!!
荷物が、ありえないくらい、重い。
どうしよう・・・。
スーツケース、ぎりぎり機内持ち込み可、のサイズなんだけど、中身がすでに本でぎっしり。
もっと大きいの、持ってくればよかった。
いや、そしたら、もっと重いのか。
今までは、重くても、ホテルが駅からすぐ、の所ばっかりだったので、そう不便を感じなかったの。
だけど、ローマは地下鉄に乗って、移動せねばならぬのです。
だってね!
ローマでのホテルは!!
「ホテル・コロンブス」なのです!!!
そうです、元ペニテンツィエリ宮、チェーザレの住んでたところですよ!!!!
そりゃあ、遠い所にあっても、行くさ。泊まるさ。
今までのホテルと違って、格段に高いけど!
タクシーを拾うか迷うけど、これ以上の出費をしたくなくて、地下鉄へ。
無事に最寄り駅「オッタヴィアーノ」へ。
なんだ、行けるじゃん。よかった。
・・・甘かった。
遠いよーホテルまで!!
しかも!!
道が、石畳!!
キャリーをゴロゴロできない!!
炎天下です。
暑いです。
重いです。
ちくしょう、ペニテンツィエリめ!
タクシー拾えばよかった・・・。
汗だらだらで、ホテル到着。
ホテルマンに、開口一番、
「トゥー ホット?」
と言われる。全くだよ。アンド トゥー ファーラ だ!
1番にネットにつなぎ、とりあえず6月4日の日記を更新して、恐ろしいことに気づいてしまった。
ていうか、気づいてよかった。
私!!
13日にナポリに移動するんだけど、
電車のチケット、とってない!!!!
(長距離の速い電車(ES?ちょっとよくわかんない)は、全席予約です。)
ネットで予約しようとしても、プリンターがないから、バウチャーを出せない。
ていうか、出発前、家族に、
「ホテルのブッキングとか飛行機とか、全部そろってる?」
と聞かれて、チェックしたのに。
何をチェックしたんだ!!
ナポリ行きを、すっかり忘れてた。ホテルは予約してるのに。
どうやって行くつもりなんだ!?アホか!!
ああ、もう!!
テルミニ駅へ、戻る!!
テルミニ駅。
あっさり、チケット買えました。
なんだ。ふう。
せっかく、ここまで来たので、サンタ・マリア・マッジョーレ教会へ行くことに。
- サンタ・マリア・マッジョーレ教会
降誕祭のミサで、ロドリーゴパパが司祭を務められておりました、教会です。
ここには、ロドリーゴが教皇アレクサンデル6世となった時に改装した、ボルジア家の紋章つき豪華天井があります。
豪華天井!
写真を撮っている人は、たくさんいたけれど、天井ばっか撮ってる人は、あんまりいませんでした。
紋章は全部で5つ。上の青の入った紋が2つ、下の金金の紋が3つ。
左奥の礼拝堂で、ちょうどミサ?が行われていました。
終わったところを、1枚撮らせていただきました。
(本当に、カメラがフラッシュなしでよく撮れる。超ありがたい。)
(やっぱ、こういうシーンでフラッシュを焚くのは気が引けるから・・・。)
退場していく司教?の面々を眺めつつ、
「この人たち、本当に童貞なのかにゃ〜」
と思う。
私の頭の中は、オヤジです。
・・・でも、みんな思うよね?
ていうか、ほんと、そこんとこ、どうなんだろ?
(不謹慎ですみません。)
童貞司教の皆様方。
その礼拝堂の手前は、スフォルツァ家の礼拝堂でした。
びっくりして、係員(警備員?)に、
「これは、ミラノの公爵家のスフォルツァ?」
と聞いたら、
「イエス」
と言っていました!
でも、英語がよくわかってなかったふうだったから、完全に信じていいのか、ちょっと疑問。
今日はここまで。
ホテルで6月5日の日記の更新でも、いたします。
明日はヴァティカンへ行くぞ!
(ところで、ホテル・コロンブスはヴァティカン所有の建物らしいので、私は今、ヴァティカンの住人ですよ!!
ちがう?
まあ、細かいことは言うまいて。)
(あ、もう1コ。
塩野版「チェーザレ」で、チェーザレの姿が、ペニテンツィエリ宮の2階の窓から窺えるシーンがあるんで、
「2階に泊まりたい!」
と思ってたけど、4階でした。
ちぇ。
2階には、教皇様の居室だった部屋もあるらしいので、わしのような庶民には、使わせてくれんのかのう。)
ルネサンス様式というのは、すごいそっけないというか、地味というか、積み木みたいな建築のようですなあ。
では、また明日!!
今日歩いた歩数:21593歩