チェーザレ・ボルジアについて、とりとめのないけれど愛に満ちた探究心を発揮するサイトです。

2011-04-12-ヴィアナ

旅行日記 2011-04-12 ヴィアナ

昨日の日記、「旅行日記」からのリンクを作るのを忘れてました。書いてたのに・・・。
すみません。




5時に起床し、6時にマラガ空港へ。タクシーもちゃんと手配されていて、予定通りです。
7時の飛行機で約1時間半、ビルバオへ到着。
(ビルバオ、飛行場を利用しただけですが、ここもちょっとだけチェーザレに関係があります。
メディナ・デル・カンポから脱走したチェーザレが、パンプローナへ行く時に立ち寄っているのです。ただそれだけですが。)
レンタカーを借りて、ヴィアナへ行きます!チェーザレのお墓のある街です!!


閑話休題    閑話休題    閑話休題


レンタカーも日本からネットで予約していたのでスムーズ。
運転は同行のツレがやってくれます。ありがとう!
地下の駐車場から表に出ようとしていら、前を走っていた兄ちゃんが車から降りてきて何か言ってる。
レンタカー屋の制服のおじさんも何か叫んでる。
なに・・・??
と思ったら!!

ボンネットから煙が!!!!!

ギャーーーー!!

おじさんが一所懸命、ペダルの何とかを何とかと言ってるんだけど、スペイン語だから全然わかりません。
でもどうやら、マニュアル車の運転の仕方が間違っていて、オーバーヒートしたみたいです。
ツレはスイスで免許をとっていて、ドイツやフランスも運転したことがある人なのですが、マニュアル車を運転するのは10年ぶりくらいだったらしく、何かを間違ったよう。
(私は国際免許どころか免許も持っていないし、どうやったら車が動くのかさえ理解してないので、ツレの言うことをそのまま書いています。)

何してくれてるねん!!?

英語を話すレンタカー屋の人が来てくれて、
「マニュアル車がダメならオートマに換えてあげる。でも高くなるわよ、倍よ。(2泊3日で85ユーロだったのが150ユーロになりました。)
それに、もしエンジンが焼ききれたたら、1,000ユーロね。」

何てことでしょう。
でも、しょうがないので、受諾しました。がるるるる。




あ~~、びっくりした。
でも駐車場を出る前に、気づいてもらえてよかった!!!
エンジン。壊れてませんように。
1,000ユーロって!怖!


閑話休題    閑話休題    閑話休題


その後はGPSの助けもあって、滞りなくヴィアナへ。
降っていた雨もあがって、ラッキー。
だけど気温は15度。マドリードやマラガの半分。寒いです。


ヴィアナ方面への標識。 ヴィアナ遠景。

ヴィアナの観光客は、大きなリュックを背負った人が多くて、
「何だろう?ここら辺ってトレッキングの街?」
と思ったら、サンティアゴまでの巡礼の方々でした。ヴィアナってその順路にあるんでした。巡礼。日本で言うとお遍路さんみたいなものですよね?




サンタ・マリア大聖堂

サンタ・マリア大聖堂

チェーザレのお墓があるところです。
ここは旅行ガイドのヴィアナVianaを見てもらった方が詳しいです。




チェーザレの毒薬

Veneno de Cesar

という名前のお酒です。大聖堂の向かいにある観光案内所に置いてありました。7ユーロ。
重いけど買っちゃった!買うよね、そりゃあ。




レストラン・ボルジア

レストラン・ボルジア。 ロブスター。美味しかったよ!

大聖堂のすぐ近くにあるレストラン。
メニューがスペイン語で全くわかりません!!
見かねたご主人が、わざわざ厨房から野菜や肉を持ってきてくれて、メニューを指さしながら、
「これが牛で、これがアスパラで、これがエビで…」
と教えてくれました。
親切!!
さすが、ボルジア!!
おかげで、美味しいものを堪能できました。
ありがとう。




チェーザレの彫像

echigoさまのおっしゃってた通り、わりと高い場所にあるので、キスするのは無理です。
って、しないから!!




バランカ・サラダ

ただの野っ原というか空き地にあります。 花でも供えればよかったかな・・・

チェーザレが戦死したところ。
観光案内所に尋ねると、普通はイクスカージョンとして山道を2時間半ほど歩いて行くんだそうです。
でも、ツレはチェーザレに興味のある人じゃないし、これにつき合わせるのはあんまりなので、車で行きました。
車で行くには難しいところにあるらしく、案内の女性が四苦八苦して説明してくれました。
ありがとう・・・。ヴィアナの方々、みんな親切。

車で行くのは、難しくはないけれど、見つけるのに一苦労でした。通り沿いには目印が何もなくって・・・。
途中で何度も降りて、歩き回りつつ、執念で見つけました。

何もないところにぽつんと置かれていて、すごく小さくて、何だかせつなくなってしまう墓標でした。
これって、2007年のチェーザレ・ボルジア没後500年記念にヴィアナ市によって作られたもので、チェーザレを偲ぼうという意図よりも、街興しの一環だったものだと思うんです。
チェーザレ戦死の地ってことを宣伝して、イクスカージョンの観光客を呼ぼう、と。
んでも、市が期待するほどそんな酔狂な人間はおらず、結局捨て置かれてしまっている・・・と感じました。
周りは畑と空き地と工事中の土地で、近くにショッピングモールかなんかが建ったら、すぐに撤去されてしまいそうです。悲。


閑話休題    閑話休題    閑話休題


ホテルへ戻ったら17時過ぎ。
私はほとんど疲れてないけど、運転させられて、ボンネットから煙出して、興味のないチェーザレスポットに付き合わされたツレはきっとげんなりしていると思われるので、今日はもうゆっくりします。
また明日!




WEB拍手レス

  • echigo さま
    ここにお返事でごめんなさい!
    海外を旅行すると、日本人て本当に細かいしきっちりしてるよな~と思います。
    でもこれは悪い意味じゃなく、「なんで外国人はこんなにいい加減なんだ!!」という腹立たしい気持ちからです。
    スペインの人は、西欧の中でも輪をかけてのんびりテキトーなんですね。私たちから見たら、「シエスタって何だ!?昼間に寝んな!」と思いますもんね。
    サグラダ・ファミリアも日本人に作らせたら、来年には出来上がると思います!




明日は、車でボルハに寄り、パンプローナへ向かいます!







a:1860 t:2 y:1

powered by Quick Homepage Maker 4.74
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional